概要: Claude Code を導入したチームで「個人ごとの設定が散らかる」「破壊的なコマンドをうっかり実行する」「コミットに不要な署名が混入する」といった問題に当たったとき、
.claude/をチーム共有のハーネスとして整備すると一気に解決します。本記事はその全体像を、実際にあるモノレポで運用している.claude/の構造を題材に解説する連載の第1回です。
Claude Code を一人で使っているうちは、設定ファイルは ~/.claude/settings.json で十分です。permissions を緩めて、自分の好みのフックを少しだけ足せば、それで動きます。
しかしチームでの利用が始まると、一気に話が変わります。
terraform/prod を terraform apply しようとしてヒヤッとした」Co-Authored-By: Claude が紛れ込んでいて、本番ブランチに残ってしまった」.env をうっかり Read されて、シークレットが画面に出てしまった」これらは「Claude Code 本体の機能だけでは防ぎきれないが、.claude/ の設計次第で全部止められる」種類の問題です。
本連載では、ある AI 系プロダクト群を抱えるモノレポで実運用している .claude/ を題材に、チームで共有するハーネスをどう設計するかを 4 回に分けて整理します。
.claude/ がチーム運用上どんな役割を果たすか.claude/ を構成する 5 つの要素(settings / hooks / agents / commands / skills)の責務分担settings.local.json)とチーム共有のラインの引き方permissions.deny だけだと漏れがあるな」と気づき始めた人